お薬 誕生秘話クイズ ~本当にある薬はどれでしょう?~
こんにちは!
メディカルガーデンです!
寒い日が続いていますが、今日は秋晴れの温かい日ですね♪
寒暖差がありますので、お体には十分お気を付けください!
私たちメディカルガーデンは海老名市 薬剤師会からのご依頼で
地域の皆様に薬についての講演会を実施させていただきました。
薬をよく知ってもらいたい、より身近に感じていただくことで、
お薬でご相談がございましたら気軽に相談出来る薬局であり続けたいと考えております。
その一環として薬はどういった経緯で作られたり、どのように時代と共に進歩していったのか
といったことも発信していきたいと思います!
それでは早速ですが、クイズを出します。
本当にある薬はどれでしょうか?
1.リンゴの木の皮から作った薬
2.リンゴの花から作った薬
3.リンゴの種から作った薬
正解は・・・
リンゴの木の皮から作った薬でした♪
リンゴの樹皮(木の皮)に 「尿に糖分を排出する作用」があることから全く新しい仕組みの糖尿病の薬が開発されました。
この薬の誕生についてはもう一つ興味深い点があります。
リンゴの木の皮から作られたお薬は、実はもっと古く180年以上前から存在し、抗マラリア薬や解熱剤として使用されていました。
しかし、この薬をのむと糖分が尿に出てしまうことがわかっていました。
当時は尿から糖が出る病気を糖尿病として考えていましたので、糖尿病になる副作用がある、とあまり使われなくなりました。
そして2014年、この「副作用」と思われていた効果を逆手にとって、糖分を尿から排出する薬として新たに開発された糖尿病の薬が登場しました。
今後も薬についてご興味を持っていただけるような面白いクイズを載せていきますので、ぜひチェックしてください♪