「ポリファーマシー対策プロジェクト」を開始致します。
こんにちは!
メディカルガーデンです!
この度、介護事業を営むライクケア株式会社様が運営する介護施設利用者様の多剤併用による副作用を軽減するため、「ポリファーマシー対策プロジェクト」を開始する運びとなりました。
ライクケア株式会社様より以下の通りPR TIMESに掲載いただいております。
ご入居者の安心・安全な生活の提供と、QOLの維持・向上を目指す 高齢者の多剤併用による副作用のリスク軽減~有料老人ホーム・提携医療機関・薬局の協力による『ポリファーマシー対策』~
■薬を減らしてリスク軽減
近年、多くの薬を服用することにより副作用などの有害事象を引き起こす「ポリファーマシー」問題が注目され、厚生労働省等からも問題提起の呼びかけが行われています。ポリファーマシーとは、単に服用の薬剤数が多いことではなく、それに関連して薬物有害事象のリスク増加、服薬過誤、服薬実施意欲低下等の問題につながる状態を言います。
6剤以上服薬した場合に薬物有害事象の発生増加に関連したというデータもあります(図1)。
(参考)
「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)について」の通知発出について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208848.htmlあなたのくすりいくつ飲んでいますか(日本製薬工業協会) ※厚生労働省監修
https://www.jpma.or.jp/news_room/movie_ad/movie/polypharmacy.html
■プロジェクト概要
医師・メディカルガーデン所属の薬剤師の指導の下、下記取り組みを行います。
特定の自覚症状に対し介護職員たちが対象のご入居者の容態確認を1カ月間行い、その後、容態モニタリング結果資料を薬剤師に提出し、薬剤師より減薬の提案、医師より減薬は可能か判断いただきます。医薬品の副作用で更に薬剤が追加されている可能性を鑑み、薬学・医学的に判断し減量・中止しながら経過を観察していきます。
■プロジェクトの目的
本プロジェクトはポリファーマシー対策を通じ、ご入居者の安心・安全な生活の提供やQOLの維持・向上を目指します。また、一つひとつの自覚症状に対し入念な観察を行うことで、職員のご入居者への観察力向上、対応力向上を図ります。観察力・対応力向上により現場からの情報が増え、施設・医療機関・薬局との更なる連携強化にも繋がると考えます。PR TIMESの記事はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000164.000031395.html
今後も多職種との連携を通じ、ご入居者様の経過に応じて薬剤の管理および減薬のご提案を行うことで、医療提供に尽力して参ります。